自己破産急増の背景

自己破産と言えば、債務返済不能となった人に対して、経済的支援をする制度ですが、近年、急増している実態があります。急増の背景として考えられるのは、厳しい雇用情勢、長い不景気などが挙げられます。現在、凄い数で自己破産者は急増していて、自己破産予備軍と言われる多重債務者を含めると、日本人の100人に1人では済まないという悲惨な状況にあります。企業のリストラによる失業などもその背景にあり、生活資金を借金で補うようになって、結果的に自己破産する例も少なくありません。また、弁護士の広告が解禁となったことも、自己破産急増の背景に一因しています。他にも、クレジットカードの普及や、安易な借金による贅沢な生活をする人が増えたことも影響しています。バブルを経験した社会人が働き盛りの年代になって、当時の感覚から抜けきることができなくなっていることも、自己破産急増の背景に加担しているとも言えます。また、元利払いが延滞するとすぐに自己破産する人も多く、安易に自己破産を選択するケースが増えていることも、自己破産を増やす結果となっています。